生徒さん・保護者様の声
これまで、本当に多くの生徒さん達と有り難く、また、忘れられない出会いがありました。
幼児期より社会人になられるまで、ずっと当ピアノ教室に通ってくださっていた生徒さん、ご両親の転勤の関係で、やむなく当ピアノ教室とお別れすることになり、本当に心から悲しんでくださった生徒さん、あるいは、当ピアノ教室でのレッスンによって、お子様が本当に心穏やかになられたと涙ながらに喜んでくださったご父兄の方々・・・・・、どの生徒さんとの出会いも本当に私にとっては、かけがいのない貴重な人生の宝物です。
今も昔の生徒さんから連絡をいただくことも多く、こんな日々の小さな積み重ねが、少しでも皆様方のお役に立てるとしたら、私としてはこんなに幸せなことはありません。
以下はほんの一部ですが、生徒さんとのエピソードを簡単にご紹介させていただきます。
亡き父の一言が・・・・・。
ある生徒さんからお聞かせいただいた話です。
幼稚園の頃、落ち着きが無いとのことで始めたピアノレッスン。
まだ3歳の妹さんといっしょに通い始めたのでした。
中学一年生になった頃、末期がんを患われているお父様に「乙女の祈り」を弾いてあげたのだそうです。
お父様は、「いい曲だね」「上手だね」と喜ばれ、その時に「これからもずっとピアノを続けるよ」とお父様と約束をされたのだそうです。
その時の生徒さんはもう大学生。今も都合の良い時間帯を選んでレッスンを続けられています。
とっても穏やかな表情に!
ある小学生の生徒さんのご両親からお聞かせいただいた話です。
「ピアノのレッスンから帰った日だけは、表情がいつもと全く違うんです」
「とても穏やかな表情をして帰ってくるんです」とおっしゃっていました。
ピアノが心を穏やかにしてくれているのでしょうね!
全く飽きないんです!
1年前、「ド」の音もわからないと言って始められたある40代の女性の生徒さんです。
「これまでクレヨン画だとか色々やりましたけど、すぐに飽きてしまいました。
それに対し、ピアノは始めてもう1年になりますが、全然飽きないんです。近い将来、ぜひ中古ピアノを買って生涯の楽しみにしていきたいと思っています。」とおっしゃっていました。
人生の中で、ピアノとの素敵な出会いがあったのですね。本当に良かったです。
こんなに長く続くなんて、・・・・・。
今年の春、幼稚園の頃からずっとご指導させていただいてきたある男の子が、現役で東大理科1類に合格されました。
いつも心穏やかで、シューベルトやメンデルスゾーンなども弾けるようになった彼が、希望通りの大学に入れたことは私にとっても我が息子が合格したような喜びでした。
その子のお母様は、「うちの子は先生のことが大好きなんです。こんなに長く続くとは思ってもいませんでした。先生が優しくゆったりと教えて下さったから、始めた頃よりもずっとピアノが好きになったんですよ」とおっしゃって下さいました。
上京し、しばらくはピアノはお休みの彼ですが、また近い将来、素敵な男性となって穏やかな楽曲を奏でる彼の姿をぜひ見てみたいと思っています。
これからも頑張ってね!
やっぱりグランドピアノは全然違う!
小さい頃、少しだけ習っていたピアノを広島に来て再び始めて下さっているある女子中学生は、
「先生のピアノで弾くととっても楽しいんです。家のアップライトピアノではこんな風に弾けないから、大人になったら絶対グランドピアノを買って弾きたいと思います。
そのためには、たくさんお仕事もできるよう勉強も頑張ります!」
ですって。立派ですね。
先生、また行くからね!
先日行ったピアノ発表会に、以前習って下さっていた生徒さんたちが何人もいらしていました。
既に社会人になっているある男の子は、「今、宅建の勉強をしているからまだ無理なんだけど、合格したらまた習いに行くよ!」って言ってくれました。
またある社会人になる女の子は「○○ちゃんも東京から帰っているはずだから、今度誘って一緒に先生の家に遊びに行くよ!」って言ってくれました。
本当に嬉しいです。私にとって、こんなに嬉しいことは無いんです。